35箇所目の制定は実は超最近
令和6年6月25日(火)に指定されました。
場所は日高山脈襟裳十勝国立公園。
ネット上で調査するとトップヒットの指定は34箇所となっているが、こちらを含めて最新版だと35箇所となる。
そもそも国立公園とは
日本の国立公園(こくりつこうえん)は国が指定し管理する自然保護区域で、特に美しい自然や文化的な価値がある地域を指す。
これらの公園は観光地としても人気があり、多くの国民や外国からの観光客が訪れます。
日本には現在35箇所の国立公園があり、それぞれに独自の自然景観や歴史的背景がある。
自然公園法に基づいて環境大臣が指定するお墨付きな公園ってわけ
日本の国立公園は、その多様な自然景観と豊かな生態系を保護し、観光資源としても重要な役割を果たしています。
この記事では、日本の国立公園の歴史、特徴、主要な公園、環境保護の取り組み、および観光の魅力について詳しく説明します。
日本の国立公園の歴史
日本の国立公園制度は1931年に始まりました。
当時、自然景観の保護と観光促進のために設立された最初の国立公園は、瀬戸内海、雲仙、霧島の3つの地域です。この制度は、自然環境の保護と地域経済の活性化を両立させるためのものとして発展してきました。
国立公園の特徴
日本の国立公園は、その地理的な多様性により、さまざまな自然環境を含んでいます。以下のような特徴があります。
地形の多様性
日本の国立公園には山岳地帯、海岸線、森林、湿地など、多様な地形が含まれています。
例えば、富士山を中心とした富士箱根伊豆国立公園や、白神山地のブナ林を含む白神山地国立公園があります。
生物多様性
国立公園は、多くの動植物の生息地となっています。これには、絶滅危惧種や固有種も含まれます。例えば、屋久島国立公園では、世界自然遺産に登録されている屋久杉をはじめとする多様な植物が見られます。
主要な国立公園を一部紹介
富士箱根伊豆国立公園
この公園は富士山、箱根、伊豆半島、および伊豆諸島を含む広大なエリアをカバーしています。
四季折々の美しい風景と温泉地が多く、年間を通じて多くの観光客が訪れます。
瀬戸内海国立公園
日本初の国立公園の一つであり、広島県、岡山県、香川県などにまたがる海域と島々を含みます。穏やかな内海と美しい多島海の風景が特徴で、サイクリングやフェリー観光が人気です。
屋久島国立公園
鹿児島県に位置し、ユネスコの世界自然遺産にも登録されているこの公園は、豊かな自然環境と独自の生態系を誇ります。特に有名なのは、樹齢数千年に達する屋久杉の森です。
環境保護の取り組み
国立公園では自然環境の保護と管理が重視され、以下のような取り組みが行われています。
生態系の保護
多くの国立公園では、特定の動植物の保護活動が行われています。例えば、屋久島では、屋久鹿や屋久猿の生息地の保護が進められています。
環境教育と啓発
訪問者に対して、自然保護の重要性を伝えるための教育プログラムやガイドツアーが提供されています。これにより、観光客が自然環境への理解を深め、持続可能な観光が促進されます。
観光の魅力
日本の国立公園は、その自然美と多様なアクティビティで観光客を魅了しています。
ハイキングとトレッキング
多くの国立公園には、初心者から上級者まで楽しめるハイキングコースが整備されています。例えば、北アルプスの山々を縦走する上高地国立公園は、登山愛好者に人気のスポットです。
温泉
温泉地が点在する国立公園も多く、自然の中でリラックスできる温泉が楽しめます。箱根や霧島は、温泉と自然が調和した観光地として有名です。
マリンスポーツ
瀬戸内海国立公園や小笠原諸島国立公園では、ダイビングやシュノーケリングなどのマリンスポーツが楽しめます。
特に透明度の高い海と豊かな海洋生物が魅力です。
日本の国立公園は、その多様な自然景観と生態系を保護しながら、多くの観光客に自然の美しさとアクティビティを提供しています。
これらの公園は、環境保護の取り組みと観光資源の両立を目指し、持続可能な発展を続けています。
日本の国立公園を訪れることで、豊かな自然とその保護の重要性について理解を深めることができるでしょう。
自然公園法とは
日本の「自然公園法」(しぜんこうえんほう)は、自然の美しさや文化的な価値を保護し、持続可能な利用を促進するために制定された法律。
この法律に基づいて国や地方自治体が自然公園を指定し、その管理や保護を行っている。
指定する目的
- 自然の保全と生態系の維持
- 文化財や景観の保護
- 自然体験やレクリエーションの提供
- 地域の活性化や観光の振興
自然公園法に基づく自然公園は、国立公園や都道府県立公園、市町村立公園などの種類に分類される。
国立公園をはじめとする自然公園は日本を象徴(代表)する自然といっても差し支えないだろう。選りすぐりなわけだ。
自然公園の面積は国土の約15%以上を占めるだけではなく、日本の自然がギュッと詰まった場所なだけにこの開発計画には憤りを感じざるを得ない。
自然を保護していこうという趣旨の元で指定されている箇所に人工的な手を加え、大規模な人工物を建設しようとしている愚行に反対の声を上げたい。
※しかも自然管理のためで早く、観光のため…
もちろんある程度人工的な手を加えないと自然は維持できないことも承知だが、それはあくまで自然が主体。
決して観光業を主体にしてはいけないと考えている。
自然に対して敬意を持つようなアクティビティであったり、イベントであればまだ許せる。
残念ながらそういったものはではなく、ただの観光の場合現地で無作法な行いをする者も必ず現れると思う。
守るべき自然を無駄にリスクに晒す行為をする政府に疑念を感じざるを得ない。
お金が全てじゃないだろう。
すでにメガソーラー事業でいたるところがハゲ山になっている日本。
筆者自身も長野県の山々を見た時非常に残念な気持ちになった。
誰のための政治か今一度よく考えて国民の声を反映させた政策をしてほしい。
国民は高級リゾートホテルなんて望んでいないも思う。
昨今の情勢と現在の国力から高級リゾートホテルに行ける国民が全体の何%程度か予想すらしてないだろう。
外国を向いた政治にうんざりしてしまった。
現在の日本における国立公園35箇所を一覧にしてみた。
- 阿寒摩周国立公園
- 大雪山国立公園
- 支笏洞爺国立公園
- 知床国立公園
- 利尻礼文サロベツ国立公園
- 釧路湿原国立公園
- 日高山脈襟裳十勝国立公園
- 十和田八幡平国立公園
- 磐梯朝日国立公園
- 三陸復興国立公園
- 日光国立公園
- 富士箱根伊豆国立公園
- 秩父多摩甲斐国立公園
- 南アルプス国立公園
- 小笠原国立公園
- 尾瀬国立公園
- 中部山岳国立公園
- 伊勢志摩国立公園
- 上信越高原国立公園
- 白山国立公園
- 妙高戸隠連山国立公園
- 吉野熊野国立公園
- 山陰海岸国立公園
- 大山隠岐国立公園
- 足摺宇和海国立公園
- 雲仙天草国立公園
- 霧島錦江湾国立公園
- 阿蘇くじゅう国立公園
- 西海国立公園
- 屋久島国立公園
- 奄美群島国立公園
- 西表石垣国立公園
- 慶良間諸島国立公園
- やんばる国立公園
- 瀬戸内海国立公園